AIエージェントの認証情報の保護とローテーション
このコースでは、ハードコーディングされた静的資格情報を排除し、監査可能で管理されたアクセスのための動的なIDベースの秘密管理を実装することにより、Okta内でAIエージェントを保護する方法を説明します。
AIエージェントは、CRMデータベースやクラウドインフラ、社内APIといった機密性の高いシステムへのアクセスを必要とします。しかし、コード内に直接書き込まれたAPIキーや固定のシークレットは、従来の多要素認証(MFA)では対処できない重大な脆弱性を生み出す原因となります。
本コースでは、Oktaの「アイデンティティ・ファースト」のアプローチを用いて、AIエージェントの資格情報を保護する方法を解説します。攻撃対象領域を広げることなく、エージェントを安全に稼働させる仕組みを学びましょう。
- AIエージェントの設定に資格情報を直接書き込む(ハードコードする)ことが、なぜ最大のセキュリティ脆弱性になるのか、そしてOktaがシークレットを安全に保管し、厳格な隔離を強制することで、どのようにこのリスクを排除するのかを理解します。これにより、資格情報がエージェントのコードや設定ファイル、開発者のログに一切露出しない状態を確保できるようになります。
- [Managed Connections(管理された接続)]を使用してAIエージェントのアイデンティティを特定の特権認証情報に紐づけ、承認されたエージェントだけが特定のキーをリクエストできる安全なコントロールプレーンを構築します。また、開発者が実際のシークレットの代わりに人間が判別できる文字列を参照できるよう、抽象化レイヤーとしてリソースインジケーター(Resource Indicators)を設定します。
- エージェントは特定のシークレットIDではなくインジケーターをリクエストするため、コードの書き換えや再デプロイを行うことなく、資格情報のローテーションや対象システムの変更が可能になります。これにより、将来の変更にも柔軟に対応できるセキュリティポスチャを構築できます。
- 暗号技術によるRS256鍵ペアを使用した「シークレットレス認証」により、AIエージェント自身のアイデンティティ資格情報を管理します。
また、Okta Admin Consoleの [Credentials(資格情報)] タブから直接、鍵の生成・有効化・ローテーション・無効化といった、ライフサイクル全体の操作を行うことができます。
フォーマット:オンデマンド
所要時間: 8分